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神谷奏六の日記

過労リーマン→リタイヤニート生活→現在、週4時間だけ働く生活中。神谷奏六(かみやそうろく)の日記です。

旅行はスカスカの行程がいい理由(観光の予定をぎゅうぎゅうに詰め込まない理由)

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旅行はスカスカの行程がいい理由(観光の予定をぎゅうぎゅうに詰め込まない理由)

ただいま、ロシアのイルクーツクです。世界遺産バイカル湖に行く予定でしたが、雨のため明日に延期することに今朝決めました。
旅行に行く際は、観光をモリモリ盛り込む派もいますが、私たちは観光の行程はスカスカ派ですので、現地について予定はガンガン変わります。



旅行に行くときに、限られた行程の中で、なるべくたくさんの観光地をぎゅうぎゅうに詰め込んで、「充実した旅行だったね〜」と言いながら帰りたい派の人がいます。

いつ、どんな旅行をするかは各自の勝手ですし、各自の責任だと思いますが、私たちは例えば、4日滞在して3カ所くらいしか行く場所を決めずに旅行に行ったりします。


例えば4日間の旅行で観光スポットを7カ所とか、10カ所とかぎゅうぎゅうに詰め込む派は、こんな考え方なのかもしれません。



<ぎゅうぎゅうにするメリット>

・航空券代に対して、思い出が多くなるのでお得
・たくさんの観光スポットを、少ない休み日数で見れるのでお得
・せっかく行ったのに「見とけばよかった」とならずに済む確率が高くなる



<ぎゅうぎゅうにするデメリット>

・疲れる →ホテルや帰りの飛行機で寝れば全然OK
・お金がかかる →せっかくの旅行なんだからパーッと使うことに決めたのでOK
・トラブルが起こったら全部見れない可能性がある →事前に準備すれば、割とOK
・天気が悪くても行かないといけない →せっかく来たんだから雨でも行こう!という考え方なのでOK

みたいな感じかと思います。

私は、数年前までこのような考え方でした。



たしかに、休みが少なくて、特に海外旅行の場合、なけなしのお金で航空券を買って、体力は果てしなくあるし疲れても気にしない、雨とか気にしない・・・人ならぎゅうぎゅうの方がメリットがあるかもしれません。




でも、私たちはスカスカ派です。

今日なんかは、雨だったので世界遺産への訪問の予定をとりやめて、今日はホテルで1日ゴロゴロする日に決めました。




<スカスカにするメリット>

・疲れたら休める、予定を後ろ倒しにしたりできる
・雨や、酷暑や、極寒の中を移動せずに済む
・現地で見つけた、ガイド本に載ってないスポットに気分で行ける
・観光スポットへ行くお金(移動費、入場料)が少ないので、その分、ホテルや食事に充てられる
・トラブルが起こっても、どうしても行きたかったところは行ける


一方、デメリットもあります。

<スカスカにするデメリット>


・観光地に行ったら刺激的なのに、ホテルにいたらヒマ 
 →これは、ゆっくり本を読む時間を重視する派の私たちには気になりません。いつもと違う環境で本を読んでるだけでも、旅に来た価値はあるのです。



・あまりたくさんの場所にまわれない
 →「どうしても行きたいところ」と、「気が向いたら行くところ」をあらかじめ決めておきます。
  逆に天気がよかったり、疲れていなければ「気が向いたらいくところ」にも足を運ぶので、たくさんの場所にまわれることもあります。



・でも、もしあまりまわれなかったら(せっかく航空券を買ったのに)もったいない
 →これは、「航空券は観光スポットを見るために払うお金」という考え方の人はそうかもしれません。
  でも私にとって、航空券は「海外で過ごすために払うお金」ですので、回れなくてももったいなくはないのです。
  むしろ、せっかく航空券買って海外旅行に行ったのに、「雨で寒くて最悪だった」という1日を過ごす方がもったいないように思うのです。



・でもでも、もしあまりまわれなかったら(せっかくの限られた旅行日数が)もったいない
 →限られた旅行日数を、読書に充てるのは何ももったいなくありません。家で本を読むのと、海外の景色のきれいなホテルで本を読むのとでは気分が全然違います。
  ましてや、通勤中に東京近郊みたいな満員電車の中で本を読むくらいなら、お金を払ってでもホテルで本を読むほうが、よほど有意義な一日になると思います。




だいたい、「旅行日数が少ないから、その中で雨でもトラブルでもがんばってがんばって観光スポットに行く」という努力をする、こんな努力って、努力の向け先、有意義でしょうか?

そんな努力をするくらいなら、仕事をがんばって周囲に認められて、堂々とゆっくり旅行に行ける日数を増やす方にがんばったほうが、有意義だと思うのです。




今回はウラジオストク経由で、シベリア鉄道に乗って、イルクーツクに来ています。

ウラジオストクでの観光スポットの分類は、

「どうしても行きたいところ」
 ・シベリア鉄道の切符の購入
 ・北朝鮮国営レストラン「平壌」

「気が向いたら行くところ」
 ・ウラジオストク軍港
 ・鷹の巣展望台
 ・百貨店で買い物
 ・市街地のロシアンバー

でした。


結果、天気も気候もよかったのですが、夜には疲れてしまったのと、ホテルの近くにいいバーがなかったので、バー以外の観光スポットは全て行き、バーは探しもしませんでした。




シベリア鉄道でやりたいことの分類は、

「どうしてもやりたいこと」
 ・まず乗ること
 ・3日間くらい過ごしてみること
 ・世界のグルメオタクが絶賛すると言われる食堂車で食べること

「気が向いたらやりたいこと」
 ・スーパーで買い込んだお菓子をつまみに寝台で宴会
 ・同じ部屋のロシア人と友達になる
 ・楽しければ、7日間に延長してモスクワまで行く

でした。


結果、どうしてもやりたいことは全てやりました。食堂車はなかなか美味しかったです。

でも寝台は意外と揺れるのと、同室が小さい子供連れのお母さんだったので、寝台で宴会もせず、別にそんな感じでもなかったので友達にもなりませんでした。
乗ってわかったのですが、あの電車に7日間も乗るとか、好き好んでやりたいとは私は思いませんでした。

結果、食堂車に行ったのと、途中で30分くらい止まる駅で降りたの以外は、ほとんど本を読んでいました。
やることもないし、電波もだいたいの間は切れているので、かなり読めてよかったです。



イルクーツクでの分類は、

「どうしてもやりたいこと」
 ・世界遺産バイカル湖を眺める

「気が向いたらやりたいこと」
 ・昔のヨーロッパ風の教会や古い劇場、独裁者の銅像などのある通りをブラブラ
 ・ロシアンバーへ行く
 ・世界各国のレストランをまわる

でした。


バイカル湖は今日行くはずだったのですが、雨なので、明日たぶん行くでしょう。
昔のヨーロッパ風の街並みや、独裁者の銅像は昨日見たので、今日、明日、あさってで気が向いたら世界各国のレストラン(アメリカン、日本風、ドイツ風、イタリアンなど、旧社会主義国の割にかなりバリエーションに富んでいます)とロシアンバーに行くでしょう。


そしてここに滞在中におもしろいスポットを見つけたらそこにも行くし、しんどかったり何もなければホテルでゴロゴロ本を読む。

1日ゴロゴロしてるとかなり休めるので、次の日からまた元気に観光へ行って、思いっきり楽しむ。

このほうが最初っから決めた行程でぎゅうぎゅうにするより、有意義だと思うのです。

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