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神谷奏六の日記

過労リーマン→リタイヤニート生活→現在、週4時間だけ働く生活中。神谷奏六(かみやそうろく)の日記です。

続編あります オススメ本 そうだったのか!現代史〈パート2〉 (集英社文庫)

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続編あります オススメ本 そうだったのか!現代史〈パート2〉 (集英社文庫)






パート1を読んだあと、こちらのパート2も読むとおもしろいです。


パート2には、パート1の続編として、

・誰がフセインを育てたか 
・パレスチナの大地は再び血塗られた
・北朝鮮はなぜ不可解な国なのか?
・核兵器の拡散

として、より深い考察、より最新の情報、より具体的な話などが、パート1同様、とにかくわかりやすく書かれています。


私は北朝鮮についてのブログも書いているのですが、より深い北朝鮮の状況を知るのにパート2も参考にさせてもらっています。


また、パート1にはなかったテーマとして、

・ソ連のアフガニスタン侵攻
・チェチェンの人々
・インドとパキスタンはなぜ仲が悪いのか
・チェルノブイリの悲劇
・アウン・サン・スー・チー
・東ティモール独立

についても書かれています。


ソ連のアフガニスタン侵攻も、19世紀のイギリスの植民地政策が遠因であり、スターリンの粛正と同じ構造であるだけでなく、アメリカのベトナム侵攻と同じ構造でもあったことも理解できます。

さらに、インドとパキスタンの仲が悪いのも19世紀イギリスが遠因であり、韓国と北朝鮮の仲が悪いのと同じ構造であったことも理解できます。

東ティモールの悲劇は19世紀ポルトガルの植民地政策が遠因であり、地政学的なオーストラリアの影響、第二次大戦の日本の影響、戦後のインドネシアの影響が東ティモールの数々の悲劇を起こしたということを理解することで、「地政学・第二次大戦・戦後の覇権の奪い合いが現代の紛争に及ぼす効果」を、東ティモールという実例をもとに、具体的に理解できます。


「詳しくはパート1をお読みください。」という記述も多いので、まずはパート1を読んで、気に入ったらパート2を読む、という読み方がおもしろいのではないかとおもいます。





パート1はこちら
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